10 6月 2010

ロードバイクデビュー

6月6日に頼んでいたロードバイクを取りに行きました。備忘録がわりに車種選定の経緯を書きます。
目的は、気持ちよく自転車でロングライド。また、会社の自転車乗りの若い同僚から、オヤジ初心者は謙虚に初心者向けのバイクを買っても慣れると上のグレードにすぐに買い換えますよ、と言われたので、買い換えずに長く乗れる1台目にしたい。ということで、ロングライドならコンフォート系、長く乗るなら初心者だけど中級者向けグレード、の線で当初の候補を、コルナゴACE、キャノンデールシナプス、フェルトZ4にして、自転車屋巡りをしました。しかし、キャノンデールシナプスは2010モデルは完売、コルナゴACEも納期待ち、フェルトは気に入らない色しかないということで、一旦白紙に。
一時の物欲から目を覚ませというお告げかもしれないと冷却期間を置いてみましたが、覚める気配がないので、覚悟を決めて自転車屋さんに、初心者でロングライド指向で長く乗れるものを探していると素直に相談したところ、自転車で長い距離を走るには、そのうち快適さよりも平均スピードが重要になってくるので、コンフォート系にこだわらない方が良いとの目からウロコのアドバイス。
再検討で、日本のメーカーだから乗車ポジションが短足胴長な私向きに違いないということと、脳内仕分け作業でコストパフォーマンスを重視して、ボーマという新興メーカーのロードバイクに決めました。結果的に有名メーカーでないところが自分らしくて気に入ってます。

ロードバイクを選ぶにあたって、あちこちのブログを見て参考にしましたが、「めおとサポーター奮戦記blog」のここの記事は大変参考になりました。(無断リンクで申し訳ありません。)
ここのアドバイス、「好きなのを買え」 「さっさと買え」 「はやく乗れ」「予算内で、カッコイイと思ったやつ」につきると思います。

ロードバイク選定中、カッコ良すぎるピナレロを見て、80年代のHONDAプレリュードというカッコいい車のことを何故か思い出した。オヤジだなぁw

31 5月 2010

霞ヶ浦右岸と犬吠埼おまけでBJC

スーツ着用のおバカな条件と開催第1回の縁起物ということで、後先考えずに申し込んでしまったBrompton Japanese Championshipに参加してきました。
当初、始発の新幹線で日帰りで行くつもりが、相方のお許しも出て一泊で行く事になり、それなら前日を有効に使おうということで、日本地図を眺めた結果、1日目の29日は常磐線で土浦まで行って、そこから霞ヶ浦の南側(右岸)を走り、千葉の佐原まで行って、再び輪行で犬吠埼までというコースを組みました。
7:14 仙台-<常磐線>-11:22 土浦-霞ヶ浦右岸-16:10 佐原-<成田線>-銚子-<銚子電鉄>-犬吠埼


土浦でお昼を済ませ、12時頃出発。霞ヶ浦右岸の道は平坦でしたが、当日は曇で東方向からの向かい風が強くて苦労しました。霞ヶ浦の湖岸のあちこちの原っぱではヒバリの囀りが盛んで、他にもいろんな鳥の鳴き声が聞こえました。近づいても鳴き止まないのは自転車ならではかなぁと思いました。一時雨の予報もあったせいか、自転車乗りの方とすれ違ったのは1集団だけでした。稲敷大橋の下に広がる広大な草地があり、北海道みたいな眺めに関東にもこんな自然があるんだと素直に驚きました。
貧脚と向かい風のため、佐原駅には予定の時間に10分ほど遅れて到達し、1本遅い電車がほぼ1時間後というのは、東北のローカル線だけではないんだと変な安心をして、銚子駅に18時頃到着。暮れてきたことと脚力も残り僅かだったので、1日目の犬吠埼行きは諦めて宿泊予定のビジネスホテルに直行です。走行距離は約57キロ。

あいにくの曇り空で湖面も鉛色


交通量も少なく自転車には走りやすい道路がずーっと続いてます。


稲敷大橋の下の北海道に来ているような錯覚を覚える広い野原


2日目の30日は5時過ぎに起床して、5時40分の銚子電鉄始発で犬吠埼にブロを従え行ってきました。曇で朝日は見られませんでしたが、犬吠埼灯台前で本州東端辺り到達記念の写真を撮り自己満足達成。
この後、ホテルに戻って朝食を取り、スニーカにスーツというチグハグな格好に着替えて、銚子駅から佐原駅まで電車で行き、佐原駅から51号線沿いにBJC会場の日本自動車大学まで9キロ程度の道のりをブロンプトンで向かいました。
BJCの詳細は他の方が紹介していると思いますので省略しますが、楽しいイベントでした。1.2キロのコースを10周するのですが、周回数は個人管理でカウントが不安になり念のため11周したのですが、他の方もそうしてる方が多かったようです。集まったブロンプトン乗りの方々から元気をもらって、東京駅経由で帰ってきました。

レトロな味わいの銚子電鉄


桃太郎電鉄のキャラクターの石像@犬吠駅 ビンボーがイヌだそうです。


犬吠埼灯台にて


BJC会場のゴールゲート あまりいい写真が撮れませんでした


会場となった自動車大学構内の珍しい自動車

08 5月 2010

猪苗代湖一周

この間買った「自転車と旅」という雑誌で「ぐるっとまわりたい、日本の湖10選」という記事を読み、そこで紹介されていた猪苗代湖に早速行ってみました。10選の中で一番仙台に近いということで選んだのですが、1周の距離は、琵琶湖160キロ、霞ヶ浦84キロに次いで3番目に長い55キロということで自転車初心者にはちょっとした不安もありましたが、なんとか予定した行程で輪行してきました。
往路は、仙台発東北新幹線6:08~郡山6:50 磐越西線6:57~猪苗代7:36着
復路は、猪苗代 磐越西線13:28~会津若松13:56着 高速バス14:30~仙台17:55着
で行ってきました。
帰りの高速バスはトランクルームを利用しましたが、上からかぶせるだけのイージーカバーだと断られるかなと思い純正の輪行袋も持って行きました。結果して、イージーカバーで問題有りませんでした。ブロンプトンだと大きめの手荷物と変りない感じです。

猪苗代湖畔1周は北に位置する猪苗代駅から反時計方向で回りました。西風が強くて出だしと後半に苦労しましたが、天気にも恵まれ、湖畔の風景や鳥の囀りを楽しみながらサイクリングを満喫してきました。交通量のある49号線沿いで路肩が狭い区間がありましたが、他の区間はシーズン前なのか交通量も少なく、比較的安全なコースだと思います。単純な周回コースだろうと思い、事前にルートを真面目に確認していなかったのですが、湖の南西あたりでコースが一旦湖岸から離れるところがあり、そこで迷ってしまいました。所さんの番組の「第一村人」みたいな親切なおばさんに道を教えてもらい、なんとか助かりました。
途中、5,6人のロードバイクの方と会いました。いつもながら、気持ちよさそうなスピードで巡航していました。自分の脚力を省みず、ロードバイクにも手を出してしまいそうな予感です。

ルートナビにコメントと写真を貼りつけてみましたので、興味ある方は「猪苗代湖一周」をクリックして御覧下さい。


湖岸の西の扇島マリーナからの風景


湖の西南西から磐梯山を背景に撮影


南側から磐梯山。太陽を背にすると西側からとは湖の色がガラリと違って見える。1眼レフを持った人を2,3人見かけたので撮影ポイントの一つらしい。携帯写真なのが残念。

02 5月 2010

輪行 定義山方面

ゴールデンウィーク中に少なくとも、もう一回論行をと思い、仙山線で仙台から陸前落合まで行き、そこから定義山(じょうぎさん)まで行ってきました。仙台から西に抜けるルートはどれも自動車に気を使いながら走るので、それを避けるため距離は短いのですが、陸前落合までは電車で行くことにしました。大型連休中なので高速道路沿いの有名所の観光地は敬遠し、作並温泉方面のローカル観光地である定義山を目的地に選んだわけですが、それでもやはり人出はありました。
ルートナビで確認すると20km位で標高が300m位徐々に上がっていくコースでした。途中の大倉ダムの手前と、定義山の手前の勾配が急でブロンプトンを1速にして登りました。ロードバイクの方も数名見かけましたが、スイスイ登っていってました。脚を鍛えるにはいいコースなので、何回か来ようと思います。このコースが苦にならなくなったらロードバイクが欲しくなりそうです。
今回の輪行では、自動車だと通過せざるを得ない橋からの眺めを堪能できたのと、自転車で行くことによって、昔の旅人が山越え谷越えした後に、眼前に五重塔が現れる立地の演出を体感することができました。単純に言って自転車で苦労していくと有り難みが判りました。

今回通ったコース。自動車の多い48号線ではなく55号線を行く予定が、出だしを間違い48号線沿いとなりました。地図上の左上のコース名をクリックすると、ルート上に貼り付けた写真やコメントも見れます。


途中の橋の上からの眺め。ここら辺りの川岸は峡谷のようになっているので、眺めが素晴らしい。橋の上で止まってゆっくり眺められるのは自転車ならでは。紅葉シーズンもお薦め。


道端の露店で大きな筍発見。


大倉ダムを横から見る。ダムの下の桜は散り始めてました。


大倉ダムを過ぎて、遠くにまだ雪を頂く船形山が見える。


他にも熊出没注意の看板も有り。


定義山入口の橋の上から、定義山の五重塔。まだ新緑に早いのが少し残念。


同じ橋の下を流れる川。綺麗なV字谷を澄んだ水が流れている。


定義山の案内図前


お寺の門


定義山の桜はまだ蕾でした

27 4月 2010

ルートラボを試してみました。

Yahooの試験サービスでルートラボというものを見つけました。お気に入りのルートを登録して途中にコメントを付けたり、共有したりできるサービスです。
ルートをクリックしてなぞって行くと、距離や途中の勾配が表示されて、輪行の下調べに重宝しそうです。また、公開したルートでタイムを競い合ったりとか、いろいろ使い方が用意されていて楽しそうです。
面白そうなので、試しにこの間の女川-石巻の輪行コースを登録してみました。ルートを保存するにはYahooIDが必要とのことです。

25 4月 2010

初めての輪行 宮城県女川町方面

 
今日は快晴ということもあり、ようやく初輪行に行ってきました。行き先は、女川町という宮城県の牡鹿半島の付け根にある街です。今回は、場所自体には特に目的はなく、輪行に慣れるのとブロンプトンの使い勝手を見るのが目的でした。
日帰りで、女川町まで電車で向かい、そこから仙台側へ少し戻った石巻市まで自転車で行って、石巻市から仙台までは電車で戻るという行程だけ決めて、その他は行き当たりばったりで行きました。自転車に乗ってる距離は20km程度です。ブロンプトンにつけるフロントバッグはまだないので、荷物は財布とハンカチ、ティッシュ、カメラ代わりの携帯のみです。

輪行の感想としては、電車の時間を決めていなかった割に、折りたたみ自転車での、電車 → 自転車、 自転車 → 電車 の乗り継ぎが思った以上に快適でした。ただ、リアキャリアなしの純正のローラーだと、折りたたんだブロはやっぱり転がしにくかったです。
自転車の場合、思いついたらそちら方面にふらっと行き先を変更できるのも爽快でした。自動車での、近くについてから駐車場探して結構歩くとか、立ち寄ろうか迷っているうちに通り過ぎてしまうとかのストレスがないのです。
予想していなかったのは、道路からの照り返しが、中年おやじの目に眩しかったことです。ロードバイクに乗ってる方が独特のグラスをしてる理由がよく分かりました。ブロンプトンに似合うグラスが欲しいけど、たぶん無さそう。あとコンデジも欲しい。

以下、途中で目に止まったもの等、諸々を御覧下さい。

楽天のデイゲームがあるので混雑を避け、仙台駅からではなく仙石線始発の青葉通り駅から出発。
早めに着いて快速電車を待ってると、サイボーグ009が描かれた各駅電車が出発。そういえば石巻は石ノ森章太郎の生まれた所で、石ノ森萬画館があるので、その関係。


2時間弱で女川到着。駅から1,2分で女川港に到着。ここから「3年連続してお参りすれば一生お金に困らない」と言い伝えのある金華山への船が出ている。今回は乗らないがいつか行ってみようと思う。



すぐそばの観光市場を覗いてみる。酒のツマミになりそうなものばかりでビールが欲しくなる。


三陸特産のホヤ。クセがあるが新鮮なものは特に美味しい。


豪快な生ウニ販売。


「本日の干物」


片口鰯詰め放題


12時近くなったので女川港近くの「金華楼」というラーメン屋でウニラーメンを食べる。


女川から石巻に行く398号線から見た万石浦。海とつながった汽水域で宮城の正月料理で使われるハゼ漁が盛んらしい。ここら辺りの桜は今が満開。


石巻市の日和大橋から見た北上川河口。ルアーでのシーバス釣りで有名なポイント。通ったのが昼過ぎだったのとシーズン前なのか釣り人は見えず。


せっかくなので石ノ森萬画館前で撮影。



石巻市内の桜の名所、日和山公園から見た石ノ森萬画館(川沿いのドーム状の建物)。日和山公園は海が見える高台にあり、途中ブロを押して登る。
















市内で見かけたお寺(永厳寺)。門の中の桜が綺麗だったので思わずパチリ。


石巻駅の003像。他のメンバーの像も駅前商店街通りの各所に配置されていた。009でなく003を駅に配置する辺りは石巻観光協会の計算高さを感じる。



石巻駅玄関。よく見るとステンドグラスもサイボーグ009になっている。


輪行楽しス

21 4月 2010

輪行準備

そろそろ輪行しようかと考えて、リアのローラーを大きくするか迷ってます。純正のキャリアなしの3個ローラーで転がしてみると、タイルの継ぎ目くらいの段差でも引っかかったりします。Brompton公式ページにある写真の女性のように、ブロンプトンを持ってウィンドウショッピングするくらいの腕力があれば一番いいのかもしれませんが…
外人さんはノートPCの重さに対する許容度とかでも、日本人より力持ちらしい。

最近、Twitterを始めました。始める前に一応Twitterの説明を読んだけど、どこがどう面白いのかさっぱり理解できませんでした。が、始めて、フォローする方の数が増えるにしたがって面白みが見えてきました。ゆるい他者との関係を張って、そこをふらふらと巡り歩いて、思わぬ人に辿り着いたりできます。イマイチのたとえかもしれないけど、掲示板とかブログというツールから、仕切ってる感、仕切られてる感をいい感じで排除したような、全員が横一線の同じレベルで参加できるツールです。Twitterで巡り歩いてみると、意外とBrompton乗りの方を見かけたり、勝手にリンクさせていただいているブログの方を見つけたりして、結構楽しいです。

18 4月 2010

BWC 2010 日本予選開催

Brompton World Championship 2010 の予選が5月30日に日本で開催されます。詳細は輸入代理店のMIZUTANIさんのところにあります。それによると、明日19日から先着150名で募集が開始されるそうです。私には無理ですが、上位者はイギリスで開催の本戦への旅費を出してもらえるとのこと。
BWCは背広にネクタイ着用が参加条件で、何とも間の抜けた雰囲気がBrompton乗りのお祭りらしくていい感じです。こういうイベントにはまったく参加したことがないのですが、これには参加してみようかなと思っています。折りたたんだ状態からスタートするみたいなので、参加するとなったら、まだギコチない組み立てを練習しておかしないと恥をかきそうです。結構、募集枠がすぐ埋まるような気もするので、あぶれたら当日は観戦だけでもBromptonで輪行で行くつもりです。

仙台の桜は平均してようやく3分から5分咲きくらいです。今日、自転車で買い物途中、大柳の新緑がそばの桜より綺麗だったので、携帯でパチリしました。

17 4月 2010

4月の雪

朝起きたら雪が降ってました。


4月の今の時期にこれだけ雪が降るのは仙台でも珍しいです。今週末はブロンプトンに乗って、あそこ行って、あれやってと考えていたのに残念です。
でも、週末に雪が降ったり、雨が降ったりしてガッカリする感覚を覚えたのは久しぶりだなぁと、ふと気づいてちょっといい感じになってます。現実世界に繋がってる実感というと大げさだけれども、これも自転車のおかげです。
他にも良いことがあって、花粉症の身には今年は漂う花粉が増えてきたあたりで雨や雪が降ってくれてるので、すごく症状が軽いです。

最近、自転車を趣味にしている方のブログをいろいろ見させていただいてるのですが、みなさん写真がほんとに綺麗です。恐縮ながらブログリストに勝手に登録させていただいてます。ちなみに、このブログの写真は携帯なのですがそれ以前に腕の違いが... 写真も奥が深くてハマりそうですが、いつか自分もあんな風に撮ってみたいものです。

13 4月 2010

BROMPTON M6L 2010モデル インプレッション

3段変速にするか6段変速にするか迷った末に、6速の赤い2010年モデルのM6Lを購入しました。インプレッションという程おおげさなものではありませんが、購入したブロンプトンの印象を参考までに書き留めておきます。

まだ遠出はしてませんが、街中を乗った感じでは一番重い6速と5速があれば十分で、たまに4速も使うかなという感じです。3速以下はよほど急な坂でもない限り、軽すぎて使い所がない感じです。3速モデルだと使えるのが一番重いギア一つだったかもと考えると、6速モデルで正解だったと思います。ブロンプトンの一番重いギアは重すぎて使いづらいという話も聞いていたのですが、2010モデルで改善されたのか、3段変速のママチャリで3速縛りで脚力を鍛えたのが効いたのか判りませんが、重い感じはしませんでした。
乗車ポジションは、ハンドルの形のイメージからハンドルが少し高めかなと思っていたのですが、サドルを漕ぎやすい高さにすると、ママチャリよりはやや前掲姿勢になります。ポタリングには丁度いい感じです。

また、いろいろ眺めてみると、いろんなところに設計者の作り込みというか気遣いが感じられます。

折りたたんで持ち運ぶ際に握られるであろうサドルの先端下のグリップ的凹みとか


折りたたみ自転車なのに空気入れが装備されているとか


まさか空気入れとは思わずに、恐る恐る外してみてそれと気づきました。ブロンプトンはネジの形状が一般の空気入れと合わないらしいので助かります。


イギリス製 侮りがたし!