31 10月 2010

冬支度

台風14号の影響で、土曜日はどんよりとした曇り空から午後には雨となりました。遠出は諦めて、冬装備の買い物に出かけました。
ロードバイクを買ってからは初めての冬ですが、ママチャリ通勤で冬に自転車に乗る寒さは身にしみています。
なにしろ、仙台では真冬に自転車に乗った直後は、顔面が冷え切って「まみむめも」、「ぱぴぷぺぽ」系の発音が出来なくなります。生麦生米生卵、みピョコピョコピョコみピョコピョコ、あわせてピョコピョコむピョコピョコ、なんてとっても言えたものでありません。
厚めの温かそうな装備を買おうと思って出かけましたが、11月下旬並の気温の中を走りながら考えてみるとこれより寒い厳冬期に乗るかどうか自信がありません。しかも、春には花粉症が控えています。ということで、結局買い物は、厚めの手袋とヘッドウォーマーと安売りしてた秋物のサイクルジャージで終了です。
あと、夏場は強い日差しで度のついてないアイウェアでも見えていましたが、冬空のような曇りの中を走って感じたのは、度付きのアイウェアが必須だということです。土曜日はメガネで走りましたが、巻き込んだ風にあたった眼がゴロゴロしてよくありませんでした。
今週末のサイクルモードには行けませんが、メガネのパリ三城でアイウェアを出品するらしいので、どんな物かチェックしたいと思います。イラストでは微妙ですが、風を巻き込まない作りになっていれば買うかもしれません。

26 10月 2010

秋のクセ者

日曜日に秋保方面に自転車で行ってきました。国道286号から秋保温泉街を通り、秋保大滝まで足を延ばしました。
途中見かけた、ロードバイクに乗ってみて気になった秋の風物詩をご紹介します。
まずは、道端のイガ栗。ロードバイクのタイヤだと刺さった角度次第ではパンクするような気がします。


次は銀杏です。秋保大滝の手前のお寺にイチョウの大木があり、銀杏が落ちてました。例の匂いがするので普段でも踏まないようにするのですが、ビィンディングシューズで踏んでしまうと、ほぼそっくり匂いを家までお持ち帰り状態になるので、これまた要注意です。


秋保大滝あたりでも紅葉はまだ始まったばかりでしたが、駐車場は車でほぼ一杯でした。他の人は秋の装いの中、アンダーウェアーに半袖、7分丈パンツ姿、しかも自転車のメットを手にした自分は完全に浮いてました。道幅が狭い割りに交通量の多いところがありましたが、適度に登りあり、下りありで私にはいい練習コースでした。

23 10月 2010

インナーパンツ


梨状筋あたりの鈍い痛みがなかなか消えないので、安いインナータイプのパッド付きパンツを購入しました。レーパンはもっと走る格好がサマになってからということでインナータイプにしました。サイズをウエスト80~84センチのLサイズにしましたが、履いてみると緩いので自分の胴回りを確認すると、自転車乗り始める前と比べて8センチほど減ってました。自転車ってサイコー! 

17 10月 2010

膝下ゆるゆる

右足の状態もかなり良くなりましたが、違和感のある右フクラハギに負担がかからないペダリングを試行してる際に、ブロンプトンやママチャリでペダルに土踏まずをどっかり乗っけて膝から下の筋肉はユルユルにする気分で、腿とお尻主体に漕ぐといい感じなのを発見(大げさ)しました。
16日に仙台の西方面にロードバイクでサイクリングした際、この漕ぎ方を試してみました。結果はいい感じで、キューンとくる筋肉の疲れはないのですが、非常に息が上がりました。たぶん、ビィンディングで引き足のときに体幹の深層筋が活躍してるのだと思います。足にも優しい感じなので、この漕ぎ方を練習してみたいと思います。

夏前にブロンプトンで行った定義山を目指しましたが、遠めに見ると山の紅葉がまだなので、行き先を変更して48号線を直進しニッカウィスキー工場まで行ってきました。
ここは、片道30キロもないので私にとってはちょうどいい目的地ですが、48号線は片側1車線で、トラックも結構通るため私程度のスピードでは怖い道です。その分、フラフラしない、速度を高めに保つ練習にはなりました。

このウィスキーキャラメルを買いたかったけど、これが入る大きさのポケット、バッグ類がなかったので涙を呑んで断念。これを買うために必ずまた来ることを誓いました。


看板前で。


構内の道路の木漏れ日がいい感じでした。


工場構内は公園みたいになっています。建物は赤レンガ作りで風情があります。

11 10月 2010

釜房湖

連休中日の10日、天気予報では曇りから雨だったので、近場をゆっくり走ろうと思って出かけたのですが、きれいに晴れ上がったので、西方向に気の向くまま走り釜房湖まで足を伸ばしました。
釜房ダム堤体の上を北側に渡り反時計回りしてきましたが、期待していなかった分、雨上がりの澄んだ空気と切れ切れの雲からの弱い日差しに照らされる風景が、心に染み入りました。車で移動中に同じ風景を見ても感じ方が弱められるような気がします。こういうのがあるので、自転車はやめられません。また来た時にと思っても、同じ景色はないだろうなぁということで、携帯ですが写真を撮ってきました。肉眼で見る色が再現まったくできてませんが、風のない水面に映る秋空の青がとても綺麗でした。紅葉はまだまだのようです。

釜房ダムから見たダム湖。今の時期に満水近いのは珍しい。


ダム下流側。紅葉はまだまだ。


ダム湖北側から見えた湿地。北国の低い日差しと相まって、肉眼では外国の風景のようでした。


上流の橋から波ひとつない湖面を撮影。


稲刈り後の田んぼ。ここら辺はこんな風にするみたい。


秋保の赤石橋から川崎町側にいった細くなった道の下って上がるところに架かる橋の上から。(ローカルな人にはたぶん判る説明)

03 10月 2010

ブロンプトンとビフラムと幸福感

金曜日にお医者さんに診察してもらったら、おじさんの肉離れは長いと完治に3ヶ月かかるので、乗ってもいいけど乗る距離は30キロくらいあたりから徐々に様子見てくださいとのことでした。ということで、今週末は秋らしい天気になり、自転車で近場をうろうろしてきました。やっぱり自転車は気持ちイイです。
筋力をつけるにはグイグイ踏み込む方がいいだろうと思い、そういう乗り方を最近してたのですが、痛めた後、踏み込むような乗り方をすると脚に違和感を感じたので、回転で乗るというのは理にかなっているんだなぁと実感です。とりあえず、これまでの乗り方は間違っていることを体が教えてくれたので、上体がブレないこと、ふらつかないこと、姿勢を正しくという基本厳守を意識して、リハビリも兼ねて、速度とか二の次で脚に負担をかけないように乗りました。
昨日はボーマに乗ったのですが、やっぱりスピードを出したくなるので、今日はブロンプトンを出動させました。ボーマはシート、クリート調整後の確認も兼ねて20キロ程度乗りましたがシートとクリート位置は悪くはない感じです。
ブロンプトンは久しぶりでしたが、漕ぎ出して、やわらか! と感じました。自転車が硬いとか柔らかいとか私には到底わからないだろうと思っていたのですが、さすがにロードバイクから乗り換えるとはっきりと分かりました。しかも、いやな柔らかさではなく、ちゃんと意図された柔らかさだというのも判りました。

5本指のビフラムを履いた時に、これで砂浜走ってみたいと思っていたので、サドルバックにビフラムを突っ込んで仙台の東にある荒浜海岸に向いました。
自転車でゆっくり走って、砂浜を2、3キロくらい走って帰ってきました。運動量はたいしたことないけれど、詩人じゃないんでうまく表現できないんですが、稲刈り後の田んぼに吹く風とか、雲の切れ間から射す秋の日差しを反射する海面とか、寂しげな砂浜とか、外界と繋がれる穏やかな幸福感を十分堪能できました。